九州工業大学と同学技術交流会(キューテックコラボ)は1月15日から3月19日まで、北九州市戸畑区仙水町の同学産学連携推進センターで社会人を対象にした計5回の「事業開発ビジネス講座」を開催する。
同学が2005年度から開催している公開講座で、地域企業の基盤強化に資するとともに、産学連携推進のための地域とのネットワーク強化を図るのが目的。今年度は、激変する経済環境の中で地域の企業や大学が有する技術や資源をいかに事業開発に結びつけ、イノベーションを創出していくかをテーマに開く。
第1回は1月15日の開催で、経済産業省産業技術環境局産業技術政策課長の小林利典氏による「競争モデルの変化に対応した産業技術政策のあり方について~オープンイノベーションを中心に~」。第2回は2月12日の開催で、信号電材㈱取締役会長の糸永一平氏による「“大牟田発”信号灯器トップメーカーへの道」。第3回は2月19日の開催で、タカノ㈱相談役の堀井朝運氏による「産学連携による新規事業開発」。第4回は3月12日の開催で、広島大学教授で同大学院社会科学研究科副研究科長・マネジメント専攻長の井上善海氏による「“変化”は事業開発のチャンス」。第5回は3月19日の開催で、システムインテグレーション㈱代表取締役社長の多喜義彦氏による「“ものづくり無敵の法則”~フィールド・アライアンスが未来を拓く~」となっている。
時間は、いずれも午後4時から同5時半まで。定員は30人程度で、受講料は無料。http://www.ccr.kyutech.ac.jp/collabo/jigyoukaihatu-2009.htmlで事前申し込みが必要(各講座の開催日の2日前の午後5時まで)だが、定員になり次第締め切る。問い合わせは、九州工業大学産学連携推進センター=093-884-3485まで。
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