民主党都議団は13日、田中良幹事長ら役員による会合で、東京都が2016年夏の開催を目指している五輪の、都による立候補ファイルの内容について検討した。その結果同議団は、現時点では都の計画には賛意を示しかねるとの、従前どおりの見解を示した。
同都議団は計画に同意する条件として、春海に予定されている新スタジアムの建設計画の見直しのほか、広島・長崎両市と共催することで平和をアピールすることなどを提示していたが、現計画にはこれに十分な配慮がなされていないとして、賛成しないことを確認。
同都議団は、現内容に対しては賛同できないものの、「五輪の招致自体には反対ではない」としている。
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