福岡市が人事の季節を迎えた。局長級だけでも7人が定年を迎えるが、なんといっても一番の問題は昨年から囁かれる副市長人事である。
本来、副市長は2人とも任期途中である。しかし、なぜか一方の副市長だけを入れ替えるのだという。
年末・年始、猟官運動とも言うべき動きがあったといわれる。あるいは、吉田市長の周辺から次期副市長への推薦があったという情報も飛び交う。「北九州の人間がなんで福岡市の人事に口を挟むのか」と厳しく批判する向きもある。いずれにしても好ましいことではない。噂にしては具体的で、見過ごすことのできない話だ。3月に向けて市の人事に注目していきたい。
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