福証上場企業で、福岡県内でスーパーマーケット事業を展開する(株)丸和(本社:北九州市、根石義浩社長)は同社の100%子会社である(株)リテイル・アドバンテージの持ち帰り寿司事業を大幅に縮小すると発表した。
リテイル・アドバンテージは、以前は小僧寿しチェーンFC傘下の店舗を運営していたが、2007年8月に同FCを脱退。「寿司本舗 季咲楽(きさら)」という独自ブランドを立ち上げ、店舗をリニューアルオープンさせていた。
しかし、外食産業を取り巻く経営環境が今後、厳しい局面を迎えると予想し、不採算店舗の閉鎖もしくは事業売却を含む再編を検討していたものの、売却交渉が不調に終わった事から、不採算店舗の閉鎖を行なうことになったようだ。
今後は山口地区で最大33店舗、北九州地区で最大27店舗の最大60店舗の閉鎖を計画する。両地区合わせて60の不採算店舗を閉鎖した場合も、残りの26店舗は引き続き営業を行なう。
また、これらの店舗閉鎖による業績への影響については、確定後に発表するとしている。
【矢野寛之】
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