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内閣支持率19%の現実
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2009年1月12日 12:11

 麻生内閣の支持率が下げ止まらない。12日までに、共同通信、朝日新聞などの世論調査結果が明らかになったが、軒並み19%で福田内閣の最低レベルに並んだ。不支持が70%に及んでは、もはや「危険水域」という段階ではあるまい。「麻生さんを支持する」と答える人は、5人に1人いるかいないかということだ。
 
 ある自民党現職議員は「(麻生首相のままでは)戦えない」ときっぱり。「従来の支持者は、麻生さんと自分のことを区別してくれている。麻生はダメだが選挙区は○○さんしかいないと言ってくれる方も多い。そういう人を掘り起こすしかない」と深刻な表情。
 焦点となっている定額給付金については「あれは困った。これだけ反対が多いと実施しても『くれるというものは貰っておく。だけど政策的としては愚策』となるのは目に見えている。渡辺(元行政改革担当相)が先走って、パーフォーマンスに走るから、逆に『反対』と言い出せなくなった。自分だけ目立てばいいっていうもんじゃない。2次補正成立の立役者は渡辺かもしれない」と苦りきった様子。

 麻生首相が韓国から帰国(12日)した途端、13日には2次補正予算案の採決が予定される。野党が採決に応じない場合、自民・公明は与党だけでの強行採決も辞さない構えだが、そこまでやれば、内閣支持率はさらに急降下するだろうと見られる。
 「給付」と言われても本をただせば国民の税金である。どう言い繕っても、吸い上げたものを「給」するというお上意識に対する抵抗感は払拭できない。
 麻生首相は、高額所得者の給付金受け取りについて、「さもしい」「人間の矜持の問題」などといっておきながら、状況が変わったから「決まってから考える」「高額所得者は、盛大に使ってほしい」と豹変した。状況が変わったということは、政策立案時の目的が変わったということだろう。ならば、景気刺激策だという2兆円の使い道について、改めて意見を聞くべきであろう。

 昔の人は良いことを言っている。「過ちては則ち改めるに憚ること勿れ」。これから方向転換しても支持率が上がることはないかもしれないが・・・。

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