岡野バルブ製造(株)(本社:北九州市門司区、岡野正敏社長)は、1月21日、2008年11月期 決算(連結)を発表した。
それによると、売上高は前期比4.9%増の123億3,800万円、経常利益は同比5.5%減の15億9,600万円、当期純利益は同比1.2%増の9億1,000万円となっている。
なお、当期純利益からは、法人税などを控除したとしている。
同社を取り巻く事業環境は、国内では新設プラント案件が少ない中、柏崎刈羽原子力発電所の運転停止の影響などにより、バルブ事業・メンテナンス事業ともに限られたマーケットを巡る競争が一段と激しさを増す一方、海外においては電力需要の大きな中国をはじめとした、アジア市場の活発な電力設備投資により前期同様に順調に推移したとしている。
このような事業環境のもと、バルブ部門・メンテナンス部門が連携し積極的な受注活動や、原価の低減と利益の確保、工場稼働率の向上、メンテナンス要員の配置や現地施工体制の効率化に努めたとしている。
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