景気悪化に伴う大学生の内定取消が社会問題化する中で、厚生労働省は19日、採用内定取消を2年度以上続けたり、同一年度に10人以上の内定を取り消した企業名を公表すると発表した。福岡県内でこれに該当する企業が12月末時点で7社(31名)にのぼることがわかった。全国では172社になる。福岡労働局の担当者によると、「公表すると決まっただけで、いつ名前を公表するかまでは決まっていない」とコメントしている。内訳は大学・短大・専門卒への内定取消しが4社28名。高校卒が3社3名。業種などは公開していない。
【矢野寛之】
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