公的資金による資本注入については、第二地銀の北洋銀行を傘下に持つ札幌北洋ホールディングスと南日本銀行が導入申請の検討を表明しているが、第一地銀については、横浜銀行次第との見方が支配的である。 というのも、北洋銀行は第二地方銀行協会会長行であり、横浜銀行は全国地方銀行協会会長行であることから、当局の狙いとしては、会長行に先ず申請を促し、他行追随を促すことにあるようである。
【久米一郎】
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