19日午後、「福岡空港調査PI有識者委員会」が開かれ、「PIステップ4で情報が広く周知され、意見が聴取された」としてPIが適切に実施されたと結論づけた。
これを受け、「福岡空港調査連絡調整会議」(国・県・市で構成)は、今月末に会合を開きPIを終了することになる。今後は各行政機関が最終的な対応策を決定することになるが、麻生県知事がいつ、どういう判断をするのかに注目が集まっている。
麻生知事は、福岡選出の国会議員を皮切りに関係団体や北九州市などとの協議を重ねていくことになっている。さらに議会との対応もあり、2月24日から始まる定例議会で意見表明するものと見られている。関係者の話を総合すると、知事の意見表明は、3月25日となる可能性が高まっている。