西部ガスは27日、グループ会社で中華料理店を運営する八仙閣(本社:福岡市博多区)の本店を、複合ビルに建て替えると発表した。現在の本店と隣接する駐車場に2棟のビルを建設する。投下金額は約60億円。
計画では、八仙閣本店に隣接する駐車場に地上7階建ての新本店ビルを建設。完成後、現在の本店ビルから八仙閣を移転し、本店跡地に地上12階建ての2棟目を建設する。1棟目は2011年春、2棟目は13年秋の開業予定であり、八仙閣のほか店舗やオフィスビルが入居する。
2011年春に九州新幹線鹿児島ルートの全線開通が控えており、博多駅近くに所在する本店不動産の有効活用を目指しての計画である。
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