福岡県と福岡先端システムＬＳＩ開発拠点推進会議、九州半導体イノベーション協議会は2月19日と20日の両日、ホテルオークラ福岡で「シリコンシーベルトサミット福岡2009」を開催する。2003年から始まった同フォーラムは今回で7回目を数える。

　今回のテーマは「新たなアプリケーションを切り拓く半導体の進化」。19日はＩＢＭ Ｆellow, ＶＰ Ｓtrategic Ａlliances and ＣＴＯ,ＩＢＭ Ｓystems and Ｔechnology Ｇroup のＢernard Ｓ.Ｍeyerson氏が「半導体産業の未来～逆風こそ成長の好機　ＩＢＭの今後の戦略～」というテーマで特別講演。

　ＮＥＣエレクトロニクス（株）代表取締役社長の中島俊雄氏が「半導体産業の今後の戦略－新たなアプリケーションを中心に－（仮題）」というテーマで、Ａdvanced Ｓemiconductor Ｅngineering（ＡＳＥ）ＣＯＯ Ｔien Ｗoo氏が「Ｓemiconductor Ｍeets Ｅconomic Ｄiscontinuity」というテーマで、それぞれ基調講演を行なう。

　また、セッション１では「新たなアプリケーションを創造する、次世代実装と半導体技術」をテーマに、（株）東芝などの4人の技術者・研究者が登壇。セッション2では「これからの半導体産業をけん引する新しいアプリケーション」をテーマに、九州大学副学長の安浦寛人氏がコーディネーターとなり、パナソニック（株）や（株）日立製作所などの技術者・研究者5人がパネルディスカッションする。

　20日はシリコンシーベルトに関わる講演やセミナー、研究成果展示などのワークショップに続いて、福岡システムＬＳＩ総合開発センター見学会も予定されている。

　参加費は、一般が19日のフォーラムとレセプションの参加者は8,000円、フォーラムのみの場合は5,000円、20日のワークショップのみの場合は無料。学生は19日のレセプション参加の場合のみ3,000円となっている。会場使用言語は英語と日本語。最新プログラム・申し込みはhttp://www.silicon-seabelt.org/にて。

　問い合わせは、（財）福岡県産業・科学技術振興財団システムＬＳＩ部＝092－832－7154または、（株）セミコンダクタポータル＝03－3560－3565まで。

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