国内製鉄最大手の新日本製鉄。同社は29日に2009年3月期の連結純利益が前年度比51%減の1,750億円になると予測を発表した。自動車・電機業界の生産減少により、粗鋼の生産量が大幅に減少したことが原因だ。一層の冷え込みが予測される。
一方で、北九州地区の製缶・マシニング加工業者なども業績悪化に歯止めがかからない。ある業者は「3月までの受注はあるが、それ以降は全く検討もつかない状況」。「廃業を真剣に考え出した同業者もいる」とのことであった。
【新田 祐介】
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