「ここに来れば何でもある」と常連客の方々が言うように、「Ａ-Ｚあくね」には35万品目も取り揃えられている。同社によると創業時は２万品目だったが、お客さんの要望に応じて商品を増やしていった結果、20倍近くまで膨れ上がった。例えばお菓子コーナーを覗くと、ＴＶＣＭで流れている有名メーカーのお菓子からそうでないものも含めて、4000品目も取り揃えられている。地場スーパーの担当者によると、「お菓子コーナーの売場には普通の食品スーパーで1,000品目あれば多いほう」という事からも、どれだけ多いのかがうかがい知られる。まさに選ぶ方も困ってしまう程の数だ。また、清涼飲料水やアルコール飲料も豊富に取り揃えられており、良く知るメーカーのものから、知らないものまで陳列されている。焼酎は、焼酎の産地・鹿児島だけに数が多いのは予想できたが、知覧・指宿地区、鹿屋・大隈地区など地区別に商品が陳列され、焼酎全体で約100銘柄あるとのこと。日本酒も約100銘柄あり、酒専門店顔負けのアイテム数には驚いた。

【矢野寛之】

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