日本を代表する機械メーカーであるA社。昨年夏以降、このA社も100年に1度と言われる市況悪化の影響を大きく受けている。特に北九州地区には自動車や半導体関連企業が軒を連ねているため、ここにきて地区全体の売上高減少が、顕著になってきた。
A社は会議に諮った結果、今年の3月まではどんな対策を練っても減収に歯止めをかけることができないと判断。早くも4月以降の営業展開について話し合いを始めているようだ。A社幹部は「こんな不況は経験したことがないが、やるべきことをやるだけ」とコメント。この開き直りが良い方向に向かってくれることを期待したい。
【新田 祐介】
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