「Net-IB」では4日より、野口孫子氏による経済小説『飽くなき権力への執念』の連載を開始する。野口氏はかつて、「Net-IB」において日本を代表する住宅会社の真実の姿に迫り、徹底して解剖するレポートを長期にわたって連載し、多大な反響を巻き起こした実績をもつ。今回は小説のかたちをとり、人間ドラマの側面からも斬り込むことで、よりリアルな葛藤と相克を描く内容となっているので、前回にも増して、ご期待いただきたい。
小説の主な登場人物は、以下のとおり。
【主人公・坂本信一】
権力欲が強く、あらゆる策謀を尽くして、山水建設の社長に上り詰める。自分への反対者は一掃して、坂本体制を構築。山水建設、初めての生え抜きの社長。
【中井幸助】
坂本を社長に指名、最後は自分が指名した飼い犬に咬まれ、山水建設を去る。親会社山水工業出身。瞬間湯沸かし器と言われるほど短気
【山田大二郎】
山水建設の実質上の創業者。社長として20年君臨、現在の山水建設の礎を創った。
【吉川修平】
坂本と社長の座を争う有力な対抗馬。人望も厚く、自ら社長へという欲もない。親会社山水工業出身。
【渡辺哲志】
山田大二郎の懐刀。山水グループの出身でないため、社長としての器がありながら、山田亡き後、会長に祭りあげられる。
【中村俊之】
大都会の不動産バブルの影響で、大規模な開発事業が当たり、トントン拍子に出世し、副社長まで上り詰める。
【斉藤陽一】
坂本の寵愛を受け、社長に指名される。坂本の傀儡政権と揶揄されている。
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