生コン業界の大きな悩みの一つとして、価格の問題があることを再三述べてきた。この問題は、業界では周知の事実である。一つのモデルとして宮崎県生コンクリート協同組合連合会理事長の木田正美氏は、「生コンの仕事に誇りを持つこと。よりレベルの高い品質の生コンを供給するためには当然相応のコストがかかる。利益も確保しなければならない。よって販売価格はそれに見合ったものになる。価格が高い安いという話ではなく、最終的に建物を使う方々のためになる。アウトサイダーが組合価格より安く販売しても、うちの組合はより高い品質の向上を目指して日々仕事をしている。コストを抑えることも大切ではあるが、長いスパンで見るとどちらが大切か。そのことをゼネコンや建築会社に理解していただき、購入して貰っている」
同組合の販売価格は、13,000円/m3である。(つづく)
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【河原 清明】
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