旧安田財閥系の東京建物は1月、福岡で大型オフィスビルを2棟完成させ、2月より入居が始まった。
「博多祇園センタープレイス」(11建、延床18,867.27m2、1フロアー325坪、キャナルの近く、旧渕上ユニード跡地)と「薬院ビジネスガーデン」(14建、延床24,423.88m2、1フロアー400坪平均、薬院駅そば、旧城山の湯跡地)であるが、福岡のオフィスビルの入居率は、不動産ミニバブル崩壊とオフィスビルの供給過剰のため悪化しており、満室にするまでにはかなりの時間がかかると思われる。
なお、同社は福岡で天神の商業施設「VIORO」と西新の「プラリバ」を有しているほか、単独で分譲マンション「ブリリア大濠(07/12竣工済、残2戸/20)」、コラボ案件で「ネクサス藤先スクエアー(09/9予、残41戸/81)」・「ヴァークスマリノアアベニュー(08/9、残4戸/146)」・「ブライトンヒルズ二日市(08/2、残15戸/59)」・「ブリリア平尾浄水」(09/5予、27戸/27)を開発販売中である。
「薬院ビジネスガーデン」の西側は、敷地内に広く舗道を取り、ベンチなども置いており、さすが東京建物の物件と感服する、その北側のビル所有者は今までより明るくなって洗練されたと大変喜んでいる。
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