11日午後、福岡市立こども病院の人工島への移転に反対するビラ配付が行なわれた。ビラを配ったのは市内の弁護士や医師、患者家族などでつくる「福岡市立こども病院の人工島移転撤回を求める市民会議」。同団体は、病院の移転には患者や医師の意見が反映されておらず、移転の決定過程にも多くの疑惑があるとして、7日に結成されていた。同会議は、こども病院の問題は終わっていないとして、市民や関係団体に問題の重要性を訴えていくことにしている。
今後、街頭宣伝で移転撤回を求めていくと共に、法的手段も検討していくことにしている。2月13日までと、23日~27日のあいだ、12時から13時まで天神のイムズ、コア前で街頭宣伝活動を行ない、3月1日午後5時からは、浜の町公園で決起集会と市中をデモ行進する予定。再燃したこども病院問題が、広がりを見せはじめた。
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