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「議員は辞めない」、政倫条例違反の柳川市議
行政
2009年2月16日 14:16

 柳川市議会の大橋恭三議員の弟が経営する土木会社が市の発注する工事を受注したことが柳川市の政治倫理条例に違反していたことで、去就が注目されている同議員に対し、15日午前インタビューを行なった。
 議員を辞める考えはないか、という質問に対して大橋議員は「辞める考えはない」と断言。さらにこの問題は常識以前の問題、そもそも市側のチェックがないことがおかしい、と訊ねると、何を勘違いしたのか大橋議員は「そんな誘導尋問みたいなことはやめろ」と記者の腕をつかみ、引っ張り込みにかかった。そばにいた人がその行為をやめさせて事なきを得たが、これは白昼、衆人環視のうえでの出来事であった。
 
 ところで、大橋市議の弟が受注したのは道路の補修など3件で、1,165万5,000円。発注したのは市の建設部と産業経済部である。同市議は、「議員の2親等以内の市発注工事の受注を禁じた」柳川市政治倫理条例の第16条に違反していることは認めている。同政治倫理条例は合併に伴い、2007年12月に制定、昨年の4月から施行されているが、罰則規定はない。違反の疑いがあるときや市民からの請求があるときは、市長または議長が政治倫理審査会に調査を依頼しなければならない、と定められているが15日現在、その動きはない。この間、柳川市議会の解散を求める運動を進めている中村孝信さんは「大橋議員が自らの判断で進退を決められるのだろうが、議員に問題が多すぎる。若い清新な議員の登場で、状況を変えてもらわなければならない」と語った。
 


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