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特別取材

“地域からアジアへ、環境・エネルギー問題に挑む”「国公私立大コンソーシアム・福岡」がいよいよ始動 代表校の福岡工業大学に聞く(3)
特別取材
2009年2月18日 08:48

握手を交わす4大学学長(2008年9月19日、協定時)/コンソーシアムオフィスが置かれている福岡工業大学

 3つ目は地域貢献です。これは地域・市民を意識したもので、公開講座や小学校から高校までの出前授業、双方向型セミナー、フォーラムなど市や県と連携して進めていきます。また地元企業やNPOなどへのコンサルティングも行ないます。特に中小企業では環境問題への対応で苦慮されている会社もありますから、そこへのアドバイスなどが出来ればと考えています。
 4つ目は資源の共有です。4大学が持っている人的・物的資源を共有して効率をあげていこうというものです。4大学の活動を調整していくコンソーシアムオフィスを福工大に設置しています。外部からの評価・助言をいただくためにアドバイザリーボードを設置しています。そのメンバーには福岡市や福岡県、経済産業局、地元企業から参加していただくよう準備しています。4大学合同のFD、SD研修会を開催していきます。FDとは教育改善を4大学共通で進めていくことで、SDとは事務局の能力を高めていく取り組みです。こうした取り組みを4大学共同で進めていきます。またホームページによる情報発信活動も進めていきます。以上の4つの柱で展開していくことになります。

 この事業はおおまかには10年を視野にいれて展開していくことになっていますが、ただし財政的な面では3年間の補助しかありませんので、残りの期間をどうするかはこれからにかかっていくわけですが、私たちとしては4年目以降に共同による大学院の設置を大目標に掲げています。様々な活動をここに結実させることが重要だと考えています。いろんな課題や困難があることとは思います。特にカリキュラムの体系化には難しい面がありますが何とかクリアしていきたいと思います。

つづく


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