大末建設(株)および同社連結子会社((株)DAIM)の取引先である栄泉不動産(株)(大阪市)が1月29日、大阪地方裁判所に民事再生手続開始申立を行なったことに伴い、同社に対する債権について取立不能または取立遅延のおそれが生じたと発表した。
債権の種類および金額
工事請負債権 3億800万円(大末建設(株))
工事請負債権 7,100万円((株)DAIM)
合 計 3億8,000万円
同社及び同社連結子会社は、栄泉不動産(株)に対し未引渡しの工事物件(同社2 件:マンション、子会社1件:宅地造成工事)について商事留置権を行使するなど、上記債権の保全回収に努める。
なお、上記債権に対する取立不能見込額については、2009年3月期第3四半期決算において引当処理を行なう予定。また、業績予想の変更が必要な場合は、速やかに発表するとしている。