鹿児島県の警察学校の工事で生コンを納めているのが、アル骨反応の骨材を使った生コンを出荷した疑いが持たれている1社。鹿児島地区の組合リーダーでもある。県内の生コン関係者によると「確かにその会社は、様々な場面で力を持っていると言われている。幅広いジャンルで商売を行なっているから県内では恐いものはないのではないか。生コンにおいても同様だ。官公庁や九州一円の自治体、スーパーゼネコンを主要顧客として君臨しているよ。良い悪いどちらにおいても鹿児島県内企業の顔だよ」と述べている。
続けて「組合のリーダーであり鹿児島地区での影響度は大きい。鹿児島地区が手の内にあるのは確か。そのような大会社が、アル骨反応の骨材を使っているとの疑惑を持たれることに、何でもありという傲慢さが見えてくる」
その鹿児島の顔とも言われる会社が、驚くべき行為を行なっていた。(つづく)
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【河原 清明】
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