生コン偽装(12)で鹿児島県の警察学校の工事の話を述べた。
アル骨反応の疑いが持たれている1社の生コンに現況問題がないからという事である。
「使われてからではもうどうしようもない。何度も言うが事が起きてからでは遅い。事前に疑念があれば調べるのが当然であろう。お役所の限界と言ってしまえばそれまで。極論で言うと何でも使って良いことになる。“無害”とされておれば、粗悪品でもお役所は認めるのだろうか」と情報提供者は憂慮している。
もし本当に“無害でない”骨材で製造された生コンを使い、将来建物に不具合が発生してしまうと、施主そしてその建物の使用者に多大な損害が発生し、大きな賠償問題になってしまうことになる。損害賠償など何とも思っていないのであろうか。(つづく)
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【河原 清明】
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