24日開会した柳川市議会本会議において、大橋恭三市議に対する「議員辞職決議案」が可決された。これは大橋恭三市議の実弟が経営する土木会社が市発注の工事を受注し、大橋市議が柳川市政治倫理条例に違反していたことによるもの。
本会議では矢ヶ部議員他13名によって提出され、緊急上程となったもので、質疑では大橋議員が所属する会派「柳志会」の議員から「田中前議長の時の議員辞職決議案には上程すら反対した議員が今回は議員辞職を提出するとはおかしい」との意見が出されたが、提出者から「田中前議長の時は地方自治法102条に基づき対応したもので、理解願いたい」との回答が行なわれ、採決に移り、同じ会派「柳志会」に所属する1議員を除いた賛成多数で可決した。
なお議員に留まると表明している大橋議員は、21日に議会運営委員の辞任と所属する「柳志会」からの脱会を通告している。大橋議員は昨日から入院しているとされ、今日からの議会には欠席している。
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