マンション不況真っ只中の状況であるが、厳しい中でもアイデアを凝らして販売している会社もある。福岡市内のあるマンション業者は、これまでも障害者施設等への支援を行なってきているが、今後はマンション1戸売れるごとにその販売利益の一部をカンボジアなどへの寄付をする予定である。これは社員にも社会貢献を意識してもらうことで、仕事をするということに社会的意義も見出してもらいたいという代表の考えに基づくもの。また、マンションを販売する上で、お客さんにも社会貢献を意識してもらえるという一石二鳥の面もある。
こういった社会貢献意識の高い企業が続々と現れてくることを、今後も期待したい。
【宮野 秀夫】
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