世界的な経済危機への対応が注目されたはずのG7、主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、酩酊というしかない姿を世界に晒した中川前大臣。その御一行が会議開催地であるローマへ飛ぶためのチャーター機代金に、4,100万円を支払っていたことが26日の国会審議で明らかとなった。一人当たりのチャーター機費用は700万円余りとなる。
中川前大臣ら6人は、会議出席のためガルフストリーム社製のビジネスジェット(8人乗り)をチャーターしたという。G7のためローマ入りした22人の主張費用は総額で約6,000万円、その7割近くをチャーター便の費用に充てていたことになる。
景気悪化に懸念が広がるなか、大多数の国民が「700万円」という金額の重みを知る。チャーター機に巨額の費用を使った中川前大臣ら御一行は、その国民の税金をどぶに捨てたことになる。なにせG7で成果を得るどころか、酩酊会見で世界中に醜態を晒し、日本の信用を失墜させて帰国したのだから話にならない。
酩酊に加え、税金ムダ使いのご乱行。中川前大臣がとるべき道は議員辞職しかない。
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