北九州市八幡西区に本社を置く(株)ダック技建(代表:徳永 明彦氏)。同社はマンションや病院、温浴施設などの管工事を行っており、年々業績を伸ばしている。受注環境が厳しい昨今ではあるが、同社の今期の売上高は前年を若干下回るものの大きな落ち込みとなることはない見通しだ。これは、自動車メーカー、大学、病院、市場など新規の顧客を次々と獲得できているためで、代表の人脈を活かした営業戦略が功を奏している結果だ。今後は環境ビジネスへの参入も検討しており、現在、地元の大学や環境省などとのコネクション強化を図っている。
大手自動車メーカーや半導体メーカーなどの販売不振が連日報道される中、同社のように地場の中小企業は懸命に生き残るための術を模索し全力で活動している。がんばれ中小企業!!
【宮野 秀夫】
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