「玄界灘を守る会」ら代表15名が27日午後県庁を訪れ、麻生知事あてに「玄界灘に新空港を建設しないでください」との申し入れを行なった。同時に1月20日から昨日までに集めた4,000名の署名を手渡した。
「玄界灘を守る会」の堺徳昭代表は、自然と豊かな生態系を破壊し、騒音や大気汚染、水質汚濁、交通渋滞を引き起こし、住民の生活環境を破壊することを新空港反対の理由としてあげた。これまでの地域での集会や署名の取り組みの中で、利便性の低下や税金の無駄遣いなど住民から多くの意見が寄せられたとしている。
「玄界灘を守る会」として今後、麻生知事が「新設か滑走路増設か」の意見表明をする前に、地元三苫で決起集会を行なう考えであることを明らかにした。
麻生知事の態度表明まであと1ヶ月を切った。多くの耳目が麻生知事に集まるが、反対派の動きも活発になってきている。
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