鹿児島県内でのアル骨疑惑に関し、情報を寄せた関係者は「私は何も、疑惑の対象企業を追い詰めようと思ってしたことではないし、そうしたことはこれからもない。生コン業界をよりよいものに改善していかねばならないという、純粋な思いからだ。アル骨反応を来す骨材を使って生コンを製造しているという疑惑が出ること自体、業界にとってマイナス要因である。だから今回は敢えて情報を提供したのだ。いけない事を改善していくため、問題点を明白にしていかねばならない。アル骨反応が出してしまうこと自体は不可避である。そこにキチンと対処し、安全基準を満たしていることを確認してから使うかどうかが問われているのだ。他人の“せい”にしているばかりでは何も前進しない。プロとして最低限のモラルは守らないと、業界自体の品格や価値が問われることになる。それほどこの生コンは大切なものなのだということを認知してもらうようこれからも真摯に努めていきたい」と熱く述べた。
現在も記者は情報提供者のほか関係者に対し、継続取材中である。このアル骨疑惑に関しては徹底取材・調査を実施し、これからも見つめ続けていく。(生コン偽装 第1弾 終わり)
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【河原 清明】】
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