今朝の日本経済新聞に「マンション 環境で売る」という記事があった。確かに、環境問題は様々な産業で注目されており、マンション業界でもこれからさらに環境を意識した物件が売り出されることだろう。
福岡でも、環境に対する意識の高まりの中、太陽光発電設備を備えたマンションを(株)グランディア(福岡市中央区)が手掛けている。同社が手掛けるマンションには、「入居者からこのマンションは電気代がかからないよ」と紹介されてモデルルームに見に来たという家族連れがよく訪れているとのこと。使い方によっては電気代がゼロになるというメリットは、家計を預かる主婦としては非常に嬉しいことであり、興味は高いようだ。
また、北九州地区では芝浦特機㈱が賃貸マンションで太陽光発電マンションを手掛けてきたが、分譲マンションを手掛けるデベロッパーの中にもこの太陽光発電マンションに興味を示し、「今後検討していきたい」というところも現れてきている。
大手マンション業者だけでなく、地場デベロッパーの間でも、太陽光発電マンションなどのように環境問題を意識したマンションを造ろうという気運が徐々に高まってきていることは、非常に喜ばしいことである。
【宮野 秀夫】
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