生コン工場の財務面での安全性はどうなのか? 短期的な支払い能力についての判断基準となる流動比率と当座比率の平均値は、流動比率が約130%、当座比率は約115%であるという。これらの数値を見ると支払能力としては良好である。だが「それらの数値は黒字経営の工場に関するもの。実際は楽ではないですよ」と関係者は語る。反面、大分地区のようにm3あたり4,000円を切る価格による販売も行なわれている。儲けるどころか原価割れしている。「セメント代を支払っていないのではないか?」(つづく)
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【河原 清明】
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