今年秋にオープン予定だったイオン大牟田SCが開業を延期した。このため、工事がストップしている状態だが、工事途中でも風化しないように屋根と外壁までは工事を行なうようだ。
ただ、その後についてはイオン側による「この秋にも・・・」という話自体不透明。工事を請負っていた大成建設の現場事務所も引き払うようだ。関連の下請業者は「現場労働者のためにアパートを借りていましたが、引き払いました。現状、再開時期は見えません」という。
イオン大牟田はイオンモールがデベロッパーになり、三池鉱山跡地の約22万平方メートルの敷地に、イオン九州の「ジャスコ」を核店舗に、シネコンなどを併設、店舗面積7万5,000平方メートルの建物をつくる計画だった。すでに着工しており、工事を中断することで建設会社などへの違約金が発生する可能性もある。
今後、すでに造成工事に入っている福津店や、計画段階の黒崎店などでも計画見直しになる可能性が高いと見る向きは多い。
【石崎浩一郎】
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