6日、政府による宇宙戦略本部(本部長・麻生太郎首相)事務局は、首相官邸で開かれた専門調査会に、2020年までにロボットを、30年までに人間を月面に送る有人宇宙開発構想を初めて提案した。
同提案では、月の未解明の資源を利用できるか否かを調査するため、月探査に重点をおくとしており、20年ごろにロボットで月面を無人探査し、25~30年に人間を月に送り、ロボットと連携しながら本格的調査を実施するとしている。
しかし、5月にまとめられる政府の「宇宙基本計画」にそのまま盛り込まれるかどうかは、未定となっている。
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