最近、金融機関を装ったり、実在しない社団法人等を語る者から、中小企業に一方的にFAXが届き、あたかも融資ができるかのように見せかけ、手数料等を振り込ませる「新たな振り込め詐欺の疑い」が各地で報告されている。
現時点で、被害報告はないものの、年度末に向け、中小企業の資金繰りが一層厳しくなる中、金融斡旋屋等の動きが活発になると予想されるため、十分な注意が必要である。
詳しくはこちら。
⇒中小企業庁:金融機関、公的な機関を装った融資等の勧誘・斡旋が見受けられます。ご注意下さい!
下記内容のFAXが来て、電話もあるとのこと。
名称:社団法人 日本振興協会内容は、申し込みをすれば、緊急資金なので直ぐ振り込むが、日本振興協会に入会する必要があり、その入会金と年会費合計約20万円を振り込めば即座に融資金額を振り込むという内容だそうだ。
融資名目:中小企業振興資金
利率:年2.5%(1年以内2,2%)
期間:7年(据置1年)
保証人:法人代表を除き原則不要
限度額:8,000万円
住所:虎ノ門で中小企業基盤整備機構と同じ住所。
中小企業庁長官 長谷川栄一氏、次長 高原一郎氏
企業庁幹部名が他15名程の名前を出している。
【久米一郎】
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