日産自動車は2009年4月より、海外の各工場で使用する部品を各工場近郊で調達をする方針を出した。海外工場の現地調達比率を平均で90%に引き上げる方針だ。
販売が低迷する自動車各社。その為には、為替変動に左右されにくい体質への改善、円高局面でも競争力の維持を狙っている。同社の他には、ホンダが海外工場で調達先を集約するなど調達手法を見直すことを発表している。
今後は国内部品メーカーにも海外生産拡大や現地調達強化が求められることが予想され、国内生産が縮小する可能性も出てきた。
【新田 祐介】
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