マンション建設はゼネコンのほか、さまざまな業種にわたる下請け業者の協力があってこそできるもの。その下請け業者のA社は、「物件の見積もりをしたけど、ずっとそれから仕事が動いていません。もう4、5件の現場で工事がスタートしていてもいいはずなんですけどね。まあ、マンションは今の在庫が捌けない限り、デベロッパーも新規ではやりにくいでしょうね。新規がスタートするまで、耐えるしかありません」と語ってくれた。
デベロッパーも苦しい立場であるが、マンション工事に携わるゼネコンをはじめとした協力業者も立場は同じようだ。
【宮野 秀夫】
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