郷土料理「博多石焼 大阪屋」を経営する(株)大阪屋(福岡市博多区中洲5-3-16、代表:西川ともゑ)は、3月9日(月)全フロアリニューアルオープンした。招待客には石焼料理をメインとしたコース料理がふるまわれ、参加者は舌鼓を打っていた。
西部ガス(株)など3社で共同開発した石焼用特別仕様ガス台を1・2階に約30台設置。このガス台は、無煙ロースターで旨味を凝縮した焼き方が特徴だ。
西部ガス関係者は、今回のガス台開発について「難しかったのは、すでにある石焼鍋に合わせてガス台を設計することです。台を深くしすぎると料理が見えなくなって醍醐味が失われますし、浅過ぎてもうまく無煙になりません」と語った。また、「食は九州の観光資源だと思います。新鮮でおいしい食材を扱っていらっしゃる大阪屋さんをこれからも応援したいですね」とも語ってくれた。
実際に食してみたが、たしかに無煙状態で、また何と言っても活きたウチワ海老、アワビなど食材が新鮮で、特製のタレをつけずそのままの状態でも甘味があり美味しかった。今後とも博多の食文化を引っぱっていく存在であり続けることを期待したい。
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