九州工業大学は3月14日、北九州市若松区の北九州学術研究都市・会議場で「北九州発・環境モデル都市~みんなで考えるリサイクル~」をテーマに、「第7回九州工業大学国際環境フォーラム」を開催する。
九州工業大学エコタウン実証研究センターや大手企業、NPOの先進的なリサイクル活動の事例発表ならびに、参加者との意見交換を通じてリサイクル社会をより一層推進すると同時に、その成果をアジア地域に伝達するのが大きな狙い。
フォーラムは九州工業大学長の下村輝夫氏の主催者あいさつで始まり、北九州市環境局タイ中国環境協力担当部長の内藤英夫氏が来賓あいさつを行う。その後、同学大学院生命体工学研究科教授の白井義人氏が「フォーラムの意図とリサイクル社会の課題について」、ユニー(株)社会環境部長の百瀬則子氏が「スーパーマーケットにおける容器回収システムの現状」、エコロジーオンライン理事でそらべあ基金理事の上岡裕氏とソニー(株)の機構部品技術部資源循環室の山縣朋仁氏が「北九州市における小型電子機器回収の概要と課題」という演題でそれぞれ講演する。
「わたしたちのくらしを支えるリサイクル技術と社会システム」と題したパネルディスカッションおよびフロアとの質疑応答では、白井氏がコーディネーターとなり、パネリストの百瀬氏、上岡氏、山縣氏、内藤氏、北九州と姉妹都市を結んでいる大連市の環境保護局の鄧峰氏がディスカッションを行なう。
時間は午後1時から同4時20分まで。参加は無料で、定員は460人。事前の申し込みは不要。問い合わせは、九州工業大学 国際環境フォーラム事務局=093-695-6070まで。
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