九州工業大学と山口大学、静岡大学の共同プロジェクトとして発足した、文部科学省科学研究費補助金・特別推進研究『ソフトコンピューティング技術による「てんかん」原性域の特定と侵襲治療法の確立』(2008~2011年度)は3月28日から30日まで、北九州市若松区の北九州学術研究都市で、てんかん原性域の高精度同定手法の確立ならびに新しいてんかんの低侵襲治療法を模索する国際ワークショップを開催する。
ジェネラル・チェアは九州工業大学大学院生命体工学研究科教授の山川烈氏、オーガナイジング・コ・チェアは山口大学大学院医学系研究科脳神経外科教授の鈴木倫保氏と同研究科器官解剖学教授の大和田祐二氏。
期間中、同分野で著名な研究業績を上げている国内外の研究者を講師に招いての招待講演のほか、難治性てんかん患者を救うためのさまざまな手段の検討などを実施。医師や薬剤師、エンジニアなどてんかん治療に携わるさまざまな分野の専門家に先端的動向を発信する。
参加費は無料。ただし、電子メールによる参加登録が必要。詳細はホームページhttp://www.brain.kyutech.ac.jp/~cadet/CADET2009/registration.htmlにて。問い合わせは、国立大学法人 九州工業大学大学院生命体工学研究科 脳情報専攻=093-695-6123まで。
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