福岡地区内のあるセメント販社関係者は「確かに今の組合活動では発展性がないだろう。改革していくことに異論はない。だが、各社様々な事情や背景がある。例えば1社1工場の会社もあれば1社で複数の工場を抱える会社もある。都心部の工場と周辺地区の工場との考えも違う。組合活動を一本化していくのには、相応の時間を要するのではないか。このままではいけないという事は、多数の組合員が分かっているのは確かだが・・・」と語る。組合改革の必要性は分かっているものの、前に進めないというのが現状のようだ。(つづく)
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