(株)日本エスコン
市況悪化で業績急降下
アイフル(株)
問い合わせ多発
■土木・基礎工事(東京)/(株)成幸利根
過小資本 債権者判明 負債総額 約53億1,100万円
代 表 : 星野 明久
所在地 : 東京都千代田区内神田3-23-8
設 立 : 1971年8月
資本金 : 4億8,000万円
年 商 : (08/1)約106億9,500万円
2月26日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していた、同社の債権者が判明した。申請代理人は住田昌弘弁護士(センチュリー法律事務所、東京都千代田区内神田1-8-1、電話:03-5280-5033)ほか。負債総額は約53億1,100万円が見込まれる。
■橋梁工事ほか(福岡)/(株)オートリ
連鎖 破産手続開始決定 負債総額 約2億円
代 表 : 林田 忠
所在地 : 福岡県三井郡大刀洗町山隈字上木原150
設 立 : 1996年4月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (08/3)4億4,021万円
2月17日、同社は福岡地裁久留米支部より破産手続開始決定を受けていたことが判明した。破産管財人は宮地信太郎弁護士(宮地信太郎法律事務所、福岡県久留米市城南町20-3、電話:0942-30-8867)。負債総額は約2億円が見込まれる。
■食料品卸(福岡)/(株)高石
採算割れ 事業停止 負債総額 約2億4,500万円
代 表 : 中嶋 紘一
所在地 : 福岡市中央区長浜3-15-1
設 立 : 1963年3月
資本金 : 1,000万円
年 商 :(08/8)約4億円
3月4日までに事業を停止した同社は、事後処理を大原圭次郎弁護士(大原法律事務所、福岡市中央区赤坂1-7-5、電話:092-781-6671)ほかに一任。法的整理を含めて検討中。負債総額は約2億4,500万円が見込まれる。
■洋品雑貨等卸など(福岡)/(株)ケンティ
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約1億4,000万円
代 表 : 津福 賢一
所在地 : 福岡県久留米市津福本町1904-4
設 立 : 1991年3月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (08/2)約3億円
3月4日に事業を停止した同社は、事後処理を椛島隆弁護士(江上武幸法律事務所、福岡県久留米市城南町22-10、電話:0942-30-3275)ほかに一任、破産手続きの申請準備に入った。負債総額は約1億4,000万円が見込まれる。
■業界を読む
低迷の時代を乗り越えるための新たなる「食」の価値創造とは
外食業界の問題点を探る
各業界にスポットを当て、その動向をいち早く紹介する新連載。第1弾は昨年あたりから逆風にさらされている外食業界。前段では現状における問題点の検証、後段では逆風を乗り切る秘訣を現場の声から探っていく。
○逆風吹きすさぶ外食業界
○陳腐化回避の業態 M&Aの活発化
○低迷の根本原因とは何か
○本部主導型では現場は育たない
○旧態依然とした業態が多い
○リストラは収益回復策にはならない
○中食や新規参入組との競争が激化
○効率やチェーン論理は「諸刃の剣」
○外食産業が抱える問題と対策
○回復のカギは新しい価値創造の提案
■愛知と北九州に見る自動車産業の今(2)
好調一転、減産が生んだ余剰人員 雇用崩壊の先に「回復」はあるか
昨年11月のトヨタショック以降、自動車産業を中心とする全国の製造業で非正規労働者の「派遣切り」「雇い止め」が急激に増加。昨年末以来の社会問題に発展したことは記憶に新しい。看板生産方式に不可欠な非正規労働者の存在。4月以降の製造台数回復がはっきりと見通せないなか、雇用の崩壊に歯止めはかかるのか。
○非正規労働者を襲った強烈な「しわ寄せ」
○高い有効求人倍率も雇用には結びつかず
○回復基調に備えた新たな取り組み
■倒産を追う
無謀なM&Aの顛末 借入負担と追徴課税により破綻
(株)第一経営
近年、積極的なM&A活動により大規模食品企業グループを形成していた(株)第一経営が、2月14日付で事業を停止し、20日に福岡地裁へ破産手続き申請を行なった。地場のベンチャー企業として全国の主要都市にもネットワークを拡大していた同社だったが、不祥事と消費不況がトドメをさした。
○出発は日本料理店
○急拡大による皺寄せ
○追徴課税で1億4,000万円
■インタビュー
平成21年度に向けて 積極果敢な戦略で乗り切る(1)
山根木材(株)福岡支店
低迷の時代を乗り越えるための新たなる「食」の価値創造とは 1月末に2008年度決算を終え、戦後史上初めてという世界経済危機の最中に新年度へとスタートを切った山根木材(株)福岡支店。同社も08年1月期の着工実績が72棟と毎年着工実績を伸ばしてきたが、さすがに09年1月期は66棟と10%近くダウンした。業界きっての理論家でもある、同社の藤木直幸・福岡支店長に、新たに年間100棟着工体制作りへ向けての新戦略を語っていただいた。
○今の不況をどう観て どう対応するか
○お買い得感を強調
○景気は必ず循環する それまでをどうするか
■特別寄稿
VOICE OF HEARTで地雷被害者の心を解き放つ
被害に遭った子どもたちの調査に続き、井上さやかはラジオ放送に取り組む。2005年1月にプノンペン、シェムリアップ、バッタンバンの各放送局から発信した、地雷被害者のためのラジオ特別番組「VOICE OF HEART」を06年も継続することになったのだ。
○ダイレクトに番組届ける
○全力で広報活動
○心に障害はない!
■東京レポート
「かんぽの宿」一括売却は 平成版国有財産払い下げ事件だ
「かんぽの宿」一括売却問題は、平成版国有財産払い下げ疑獄の様相を見せてきた。日本郵政は、かんぽの宿のオリックス不動産(株)への一括売却の白紙撤回に追い込まれたが、その後も、怪しげな話が次々と発覚した。旧日本郵政公社が2007年に一括売却した物件には、1万円と評価されたかんぽの宿が6,000万円で転売され、1,000円の運動場が4,900万円で転売された事例が明るみになった。買い手は、濡れ手に粟のボロ儲けである。どうして、そんな芸当ができるのか。
○ハゲタカの錬金術 バルクセール
○赤字の最大要因は減価償却期間の短縮
○バルクセールは国有財産の簒奪
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