これから春を迎え、新しく学生や会社員になる人も多いだろう。そんな人たちが、住まいを探す時にお世話になる不動産仲介業者。
「たしかに不動産不況とは言われていますが、当社は堅調です。もともと入居率は良かったですから、今は入居者がいかに出ていかないようにするか、ここに注力しています」とはある地元の不動産仲介業者。
大手の業者も「こう不況になると、引っ越し代などを節約するために人の移動が減ります。そのため、堅実な賃貸収入が望めます」と語る。
「不況」の一言でくくられる不動産業界だが、その中身も様々。これまで地道に増やしてきた入居者が、これから土地・建物以上の大きな「資産」になっていく。
【大根田 康介】
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