反対意見が多かった定額給付金だが、自治体ごとに給付が開始され、それをにらんだビジネスも登場している。例えば、HISやJTB西日本が設定している定額給付金利用の低額ツアーなどがそれに当たる。今後も各業界で、定額給付金に便乗したスポット商品が出てくるだろう。
ただ、日本は豊かな国である。1万2,000円で生活が上向くわけでもない。こういう時にこそ生活に余裕がある人は、一部だけでも社会貢献として、例えばカンボジア、タイ、ネパールなど同じアジアの貧しい地域の人たち(を支援する団体)に寄付してみてはいかがだろうか。
ちょっとした気持ちで人が救われるならば、そちらの方が使い甲斐はあると思うし、日本のためにも良いと思うが。
【大根田康介】
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