九州大学大学院生物資源環境科学府「生物産業創成学コース」は3月18日、福岡市東区の九州大学国際ホールで「大学院教育改革支援プログラム 合同フォーラム 奈良女子大学大学院人間文化研究科/九州大学大学院生物資源環境科学府『大学院 グッド・プラクティス 交流会』を開催する。
プログラムは、九州大学理事(教育担当)・副学長の丸野俊一氏の開会のあいさつにはじまり、大学評価・学位授与機構・教授で大学院教育改革支援プログラム委員会・理工農系審査部長の荻上紘一氏が「大学院教育実質化の支援―大学院教育改革支援プログラム―」という演題で講演。
続く、大学院教育改革支援プログラム・取り組みの紹介では、奈良女子大学大学院人間文化研究科複合現象科学専攻・教授の角田秀一郎氏が「理系の実践型女性科学者育成」を、奈良女子大学大学院人間文化研究科人間行動科学専攻・教授の藤原素子氏が「女性の高度な職業能力を開発する実践的教育」を、九州大学大学院生物資源環境科学府森林資源科学専攻・教授の割石博之氏が「生物産業界を担うプロフェッショナル育成」をそれぞれ紹介する。
また、九州大学大学院農学研究院植物資源科学部門・教授の井上眞理氏の司会で、角田氏、奈良女子大学大学院人間文化研究科社会生活環境学専攻・教授の栗岡幹英氏、同じく人間文化研究科共生自然科学専攻・教授の春本晃江氏、割石氏、九州大学女性研究者支援室・副室長で特任准教授の犬塚典子氏の5氏をパネリストに「女性のプロフェッショナル育成に向けて」をテーマにパネルディスカッションを行なう。
九州大学大学院農学研究院生物資源環境科学府長の吉村淳氏のあいさつで閉会後は、ロビーでの交流会に移る。時間は午後1時から同6時半まで。対象は大学教職員、大学院生、企業、一般。入場は無料(交流会参加の場合は1000円)で、定員は120人。事前の申し込みは不要。問い合わせは、同学府「生物産業創成学コース」支援室=092-642-2992まで。
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