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特別取材

ゴミ山で働く人々vol.3~カンボジアの光と闇(6)~
特別取材
2009年3月17日 15:44

 NGOカンボジア地雷撤去キャンペーンの大谷賢二代表を筆頭とし、スタディツアー参加者一同は、ゴミ山で働く子どもたちに簡単なインタビューを行なった。他、数人にも同様に行なったが、特に印象的だった4人の子どもたちへのインタビューを紹介する。

1.ダニちゃん(10歳)
―何を拾っていますか。
「プラスチックを拾っている。」
―どれくらいの稼ぎになりますか。
「1日働いて、2000リエルにしかならない。」
―学校は行っていますか。
「午前中はゴミ山で働いて、午後から勉強している。」
―将来の夢は。
「先生になりたい。」
ダニちゃん(10歳)

2.ナーソパン君(8歳)
―何を拾っていますか。
「プラスチックを拾っている。」
―両親は何をしていますか。
「お父さんはバイクタクシーの運転手で、母親は主婦。」
―将来の夢は。
「将来は働きたい。仕事がしたい。」
―何をしている時が楽しいですか。
「遊んでいるときが楽しい。プノンペンの王宮の前の広場を散歩して遊びたい。」
ナーソパン君(8歳)

3.ディスナー君(13歳)
―何年生ですか。
「小学3年生。」
―何を拾っていますか。
「いろんな種類のごみを拾っている。」
―どれくらいの稼ぎになりますか。
「一日2000~3000リエルの稼ぎになる。」
―両親は何をしていますか。
「親は家にいるが何もしていない。」
―何人兄弟ですか。
「4人兄弟。」
ディスナー君(13歳)

4.ラムリオ君(13歳)
―学校は行っていますか。
「学校には行っている。」
―どれくらいの稼ぎになりますか。
「一日に2000~3000リエルの稼ぎ。」
―将来は何になりたいですか。
「お医者さんになりたい。ごみ山で病気になる人がいるからその人たちを治したい。自分も時々頭痛がしたり発熱したりする。」
―インタビューをされてどんな気持ちですか。
「うれしい。」
ラムリオ君(13歳)
  ※ 〔目安〕4000リエル=約1ドル

(つづく)

【楢崎 賢治】

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