相談者34歳 女性
主人と結婚したのは5年前。
私が30歳になる直前で、当時の主人の年齢は48歳。かなり歳の離れたカップルでした。
彼は親族会社の役員を務めていて、早くに亡くなった親の遺産もあり、経済的にとても裕福でした。背は高く、顔もソコソコ、落ち着いた大人の雰囲気で女性にモテるタイプ。
そんな彼と知り合ったのは、友達に無理やり誘われて行ったお見合いパーティ。
「この歳まで結婚しなかったのは、家庭を持つのが怖かったから。散々遊び尽くしたので、そろそろ本気で大事にしたい人を探したい。子供も欲しい。」
私は彼と付き合うことになり、半年後に結婚。
友人からは、玉の輿に乗ったねと羨まれ、両親からもやっと結婚してくれたと安心され、私は幸せなんだと思っていました。
実際とても幸せでした。家事はハウスキーパーの人がほとんどやってくれ、私はエステや、スポーツジム、学生時代からやっていた留学生のボランティアなど好きなことをして過ごしていたのです。
主人は仕事関係でクラブを利用することが多かったので、夜のお店の女性からの電話やメールはしょっちゅうでしたが、浮気を疑わせるような行動は全くありませんでした。
出張以外の外泊はありませんでしたし、出張先からも必ず連絡をくれました。
週末はいつも2人で食事や映画に出掛け、何かある毎に記念日だと言って、私に高価な洋服や靴、バッグやアクセサリーのプレゼント。
まさに周りから見れば、理想の夫婦でした。
ただ、子供が出来ないのだけが気がかりでした。主人も若くありませんし、私だってそんなに余裕のある年齢ではありません。
主人が子供を欲しがっていることも知っています。
不安に思い病院で検査してもらうと、私には特に問題はなく後はタイミングの問題だと言われました。出来れば念のため旦那様も検査される事をお勧めしますとのことだったので、それを主人に伝えました。
最初は検査を受けることに応じていた主人ですが、当日になって、やっぱり気が乗らないからとキャンセル…。
主人の気を悪くさせてしまったのでは? と私は落ち込みました。
それからしばらくは、何となくお互いが気を遣い子供の話題も避けるようになり、ギクシャクした感じで夫婦生活も少なくなっていきました。
そんなある日、突然自宅にかかってきた一本の電話。
聞き覚えのない女性の声でした。
「私は今ご主人とお付き合いしています。大事な話があります。奥さんにとって、とても大事な話…会っていただけますか?」
え? あなたダレ? 何のコト? 何のハナシ?
あらゆる疑問が頭の中を駆け巡り、思わず私はその場に立ちすくみました…。
後編へ続く…
総合探偵社F.R.C. 鈴木教夫
【所在地】福岡市中央区薬院4丁目18-36 BMC薬院ビル4F
【TEL】(092)523-8377
【フリーダイヤル】0120-089-989
【FAX】(092)400-4429
【URL】http://www.frc-tantei.com
【Email】info@frc-tantei.com
福岡県公安委員会 探偵業届出証明 第90080079号
※記事へのご意見はこちら