原弘産(本社・下関市、大阪証券取引所二部上場)がいよいよ最終局面に立たされている。社債の85%カットに関しては関係者の間で了解を得たが、次の事業の仕込みが皆無である。事業用地の大半を売り渡しているのですぐに売上計上できる事業が見込み薄なのだ。関係者の間で囁かれているのは「二月期の決算承認を監査法人が断念する」ということである。残された時間は一ケ月あまり。いよいよ原弘産の最終決着の時期が迫っている。
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