2月10日、筑紫野市などでつくる山神水道企業団(企業長:平原四郎筑紫野市長)発注の事務棟建設工事をめぐり、入札価格を業者側に漏らしたとして競売入札妨害(偽計)の疑いで、企業団工務課課長補佐ら4人が逮捕された。この事件に関係した2社はトップが逮捕されたことにより代表交代が行なわれている。企業団トップである平原市長も「再発防止を含め厳正に対処したい」とコメントしていた。
しかし、事件はこれだけに終らなかった。同27日には場内連絡管移設工事で山神水道企業団の工務課長が競売入札妨害(偽計)の疑いで逮捕されたのだ。
同市内では「県警は本気だ」と噂され、特に建設業者や議員などには浮き足立っている様子がありあり。「以前からあの業者はあぶないと噂されていたようだ」「あの議員は何かしらの便宜を図っていた」といった話が飛び交うようになっていた。
県警は3月17日に企業団の元議長である筑紫野市議から事情聴取を始めたのだが・・・。(つづく)
【道山 憲一】
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