自由民主党の住宅土地調査会住宅ローン問題小委員会(委員長=佐田玄一郎衆院議員)は、先般「住宅ローンの供給・返済の円滑化のために必要な緊急措置に関する提言」をまとめた。
提言内容は、次のとおり。
1.住宅融資保険制度の保険料率引き下げや補填率を100%へ引き上げる改善措置を提案。
2.住宅ローン利用者が低利のローンに容易に借り換えられるように借換ローンも融資保険の付保対象とする。
3.フラット35の融資率を90%から100%に引上げ、フラット35の買取り対象に借換ローンを追加する。
政府は、これらの改善措置を追加経済対策として実現する考えである。
【久米 一郎】
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