三井金属はレアメタル(希少金属)などの有価金属を回収する再資源化事業を強化する。同社は広島県竹原市の竹原精煉所に新たな設備投資を行い、廃棄板処理の焼成炉を設置、09年度中に稼動させる計画である。 今後、レアメタルは商品のサイクルが短い携帯電話や、アナログテレビからの大量発生が見込まれており、同社は集荷拠点と集荷ルートの確立を急いでいる。その第一弾が今回の設備投資であり、今後の動向に注目が集まる。
【新田 祐介】
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